生徒さんの成長が嬉しかった一コマ
埼玉県狭山市ピアノ教室しばはらピアノ教室です。
ご訪問ありがとうございます。
中学生の女の子Kちゃんは、とっても内気な女の子です。
小学校中学年からピアノを始めました。
その頃は、「はい」は、頷くだけで、ちょっと注意をすると、
みるみる目に涙が溢れて泣いてしまっていました。
練習はよくしてきてくれたので、悔しくて泣くのは、わかります。
泣くのは悪いことではありません。良いことなのす。
でも、例えば「この音、ミではなくて、レよ」と言う、
ちょっとした指摘でも、ずっと泣いてしまい、泣き止まないので、
レッスンが進まず、本当に先生は、悩みました。
感受性が豊かなので、そこを伸ばしてあげようと、毎回のレッスンを工夫したものです。
徐々に泣く時間が短くなり、ようやく中学生になって、泣かなくなりました。
そのKちゃんが、先日のレッスンで、質問をしたのです。
ダンパーペダルの説明をしていたときのことです。
「ここは、アクセントペダル、ここはレガートペダルで踏むと効果的よ」と。
そうすると、Kちゃんが、
「ペダルの使い方の違いでどんな効果があるのですか?」と質問をしたのです。
Kちゃんが、質問をしてくれました。もう先生は、嬉しくて仕方がありません。
レッスンで泣くだけだったKちゃんが、質問をしてくれたのです。
本当に本当に、嬉しい出来事でした。
生徒さんのちょっとしたことが嬉しい時がよくあります。
Kちゃんの質問もKちゃんの成長が感じられた出来事でした。
これからも頑張りましょうね、Kちゃん☺
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