ピアノ導入期で使う呉暁先生のテキスト
今回はテキストのお話をします。
私が3、4歳のピアノ導入期の殆どの生徒さんに使うテキストは、
呉暁先生の『うたとピアノの絵本』です。
このテキストは、20年以上前から使っています。
導入期のテキストは、絵音符にはじまり、色々試しました。
私の指導に一番しっくり合ったのが、呉暁先生のこのテキストです。
呉暁先生は、「まえがき」に 『音楽は、うたうことからはじまります』と書かれています。
その通りだと思います。 楽しく歌ってピアノを弾くことができる優れた本です。
絵本のように可愛いイラスト、 大きな楽譜で無理のない導入本なのです。
このテキスト以外の呉暁先生の著書も読んで勉強しました。↓
生徒を「読譜ができるように育てる」という事も共感します。
他のたくさんの先生方も使われている『リズムとソルフェージュ』の本も必ず使います。
『アキピアノ教本』は、『うたとピアノの絵本』3冊が終わってからのテキストです。
少し弾けるようになった生徒さんには、初見の練習用で使います。
曲の長さやレベルが初見用としてはとても良いのです。
同じく導入期のテキストでは、
呉暁先生お薦めのバルトークの『ミクロコスモス』は
とても良い教材ですが、
練習嫌いの生徒さんには中々上手く使いきれていません。
とても良い教材なのですが、私の指導不足もあってか、使えるケースが少なく
まだまだ勉強不足だなぁと思うこの頃です。
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